たしか Windows が 95 か 98 だったから、
ずいぶん昔の話。
インターネットもやっと ISDN で、まだまだこれからっていう頃。
子ども向けの英会話教材ばっかり作っていた。
お店に流すだけじゃなかなか売れないんで、
販促のWEBサイトを作って、いろんなコンテンツをアップしてた。
その中のレギュラーコーナーに、「英語ママ、お宅拝見」なんてのがあった。
「英語ママ」っていうのは、その頃自発的に子ども英語教育に
取り組んでいた、オピニオンリーダー的な存在の方たち。
元帰国子女だったとか、本人やご主人が商社勤務で、欧米赴任暦が長かったなどで、
語学力のあるお母さんたちが、「やっぱ、英語は大切よね」ということで、
自分の子どもたちやご近所の子どもたちに
英語を教えたり、英語で遊んだりしてることがよくあって。
そんな中で、特に熱意と才能のある方たちが、英語教育方法とか、よい教材などを
サイトでどんどん発信し始めて、交流も始まって、
勉強会とか、英語イベント、英語劇なんかもよく行われたりして、
アルクとかの雑誌にも出るようになって、本まで出す人たちが現れて。
まあ、そんな感じで、ずいぶん早い頃から、ネットやコミュニティを
いい感じで使いながら、英語教育に取り組んでいたママさんたちが存在した。
その方たちの自宅を訪問させていただいて、インタビューし、それを連載コンテンツにしていたというわけ。
いろんな家庭を拝見したけれど、総じて子どもたちは英語が大好きで、
英語で遊ぶのを楽しみにしていた。
楽しそうに英語を話してたし、発音も自然だった。
小学校3年生なのに、自分で英語のHPを作って(ブログなんてもちろん、その頃はなく、HTMLタグを自分で打って)、世界中の子どもや大人たちと、掲示板やメールで交流してた。。。
やっぱり、「子どもは天才」としか思えない。
いい環境や、きっかけさえあれば、本当に無敵だ、かなわない、と思った。
そして、この子も飛びぬけた天才だ。
Yoshiki のドラミングを楽しそうに完コピする小学生。
でかい音でぜひ聞いてください。
びっくりするよ。