4月 04, 2010
土屋アンナ、サマーソニック 2006 ライブ
4月 04, 2010
新宿東口のときとおんなじ、「rose」と「zero」のメドレー。
さすがに会場がでかいから、ギターもラウドに鳴ってますね。
バンドメンバーも少し違うのかな?
オーディエンスのヘッドウェーブが、きれいにそろってますねー。
I need your love. I'm a broken rose.
このフレーズが心にザラついて、ずっと頭から離れない。
バラは本来 break (壊れる、割れる)するものじゃなく、
枯れる(run dry もしくはdie)ものですよね。
壊れるのは、そのバラがガラスのようにもろいものだから。
roseは「美人」の意味もあるけれど、
あのジャニス・ジョプリンのニックネームでもあるよね。
あまりの繊細さとひたむきさ、壊れやすい心のために
ブルースと男とヘロインを最後まで愛して、
たった27歳で逝ってしまった70年代のロックアイコン。
アンナがジャニスを意識して自分を"rose"と呼んだのかどうかは
分からないけれど、
"I need your love." というあまりにも使い古された常套句が、
"I'm a broken rose." と続くとき、
あの"Move Over"を初めて聞いたときの心の震えを、
30年の時空を超えて、再び感じるような気がします。
ラベル:
パラダイス・ロック
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