ニッポンの小説ばかり読んでる。
ミステリーとか、古典とか、
SFとかアドベンチャーとかロマンスとか、
ほんとは海外もので読みたいものはたくさんあるんだけど、
なかなか手が出ない。
読み始めても、たいてい途中でやめてしまう。
だって…、翻訳が、あまりにあまりだと思うから。
わかりやすい、すばらしいっていう翻訳にほとんあったことがない。
なぜだろう、いくらなんでも、もうちょっとなんとかならないんだろうか。
みんな、気にならないのだろうか。
現実離れしたせりふ語り口、やたら長くて、構文がとりにくい文章。
「!」や「?」がどうしてあんなにでてくるの?(確かに原文どおりかもだけど、日本文にはそぐわない)
なんであんなに直訳なの?
翻訳ものの編集者って、日本語としてどうか、っていう手入れは
あまりしないものなのだろうか。
実用書の翻訳は、ほとんど日本語としてストレスを感じない、優れたものが多いし、村上春樹とか安西水丸のような人たちの海外文学の翻訳は、ほんとうにすばらしいと思うのだけれど…。
競争の少ない世界なのだろうか…。
最近はあきらめて、原語で読んだほうがよいのかと思い出した。
がんばって語学力をアップして、
原語でフィリップ・マーローを読んでみたい。
このごろの、ひそかな目標。
0 コメント :
コメントを投稿