4月 27, 2010

永遠のトノバン

4月 27, 2010
さようなら、トノバン、
加藤和彦さん。

あなたに、あこがれてた。

背が高くて、ギターが上手で、
いつもニコニコして、おだやかで、おしゃれで、
でも
ラジカルでファンキーでグラムで。

70年代のデビットボウイみたいなかっこして、
ロキシー・ミュージックとロンドンツアーやって、
クリス・トーマスとアルバムつくって、

年齢を重ねても、いつもかっこよくて
ずっと手が届かなくて
でも少しでも近づきたい

ライフモデルみたいに思っていた。
「こう生きられたら」って思える、
数少ないアイコンだった。

みんなが、そう思っていたに違いない。
それが重かったのかな。
自殺してしまうなんて…
ほんとうに信じられない。

「悲しくてやりきれない」
「帰ってきたヨッパライ」
「あの素晴らしい愛をもう一度」
そして隠れた名曲、「家をつくるなら」。
いい曲がたくさん残されているけれど、
僕は、やっぱりロックンロール時代の加藤さんが大好きだ。

サディスティック・ミカ・バンド。
「黒船」、「塀までひとっとび」、「サイクリング・ブギ」、
そして、「タイムマシンにおねがい」…。
最高の大人たちの、最高のグラム・ロック。

カエラ・バージョンで、フルボリュームで。
R.I.P., トノバン。

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