さようなら、トノバン、
加藤和彦さん。
あなたに、あこがれてた。
背が高くて、ギターが上手で、
いつもニコニコして、おだやかで、おしゃれで、
でも
ラジカルでファンキーでグラムで。
70年代のデビットボウイみたいなかっこして、
ロキシー・ミュージックとロンドンツアーやって、
クリス・トーマスとアルバムつくって、
年齢を重ねても、いつもかっこよくて
ずっと手が届かなくて
でも少しでも近づきたい
ライフモデルみたいに思っていた。
「こう生きられたら」って思える、
数少ないアイコンだった。
みんなが、そう思っていたに違いない。
それが重かったのかな。
自殺してしまうなんて…
ほんとうに信じられない。
「悲しくてやりきれない」
「帰ってきたヨッパライ」
「あの素晴らしい愛をもう一度」
そして隠れた名曲、「家をつくるなら」。
いい曲がたくさん残されているけれど、
僕は、やっぱりロックンロール時代の加藤さんが大好きだ。
サディスティック・ミカ・バンド。
「黒船」、「塀までひとっとび」、「サイクリング・ブギ」、
そして、「タイムマシンにおねがい」…。
最高の大人たちの、最高のグラム・ロック。
カエラ・バージョンで、フルボリュームで。
R.I.P., トノバン。
4月 27, 2010
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