10月 03, 2012

いつかまた、巡りあうために

10月 03, 2012 0
「もう一度、初めからやり直させてくれ。
今、君と初めて会ったつもりで、おれは君と、恋愛がしたい」

ああなんという切ない、血を吐くような告白でしょう。
この直前に「結婚しても、子どもができても、人間はオトナになる訳じゃない」というセリフもあるんだけれど、男も女も、一生、大人気なく恋していたい。そういう気持ちは、ずっと心のどこかにあるんだよね。

「金妻」再読中。ご存知、80年代に大ヒットしたTBS金曜ドラマの原作。3シリーズ(文庫ではそれぞれ上下巻)あって、今回読んだのは第2シーズンで、テレビでは妻たちが高橋恵子、篠ひろ子、岡江久美子、田中好子。男たちが伊武雅刀、小西博之、板東英二、竜雷太。このメンバーで4組の夫婦を演じていました。

中央林間の新興住宅地。白い壁の建売住宅に越してくる4家族。みな30、40歳代でいい齢なんだけど、それぞれ忘れられない人がいたり、新しい恋愛を始めたり、再婚したのに元ツマとこっそり会ってばかりとか、まったくもって落ち着かない。自分の気持ちを持て余して、でも大人としての自分になんとか折り合いをつけようとして、全然うまくいかなくて、あがいてばかりいる。

全然ライトでもサラッとしてもいない、ウェットな心理描写が、妙に共感を感じる。ヒットするわけだよね。いま読んでも、まったく古さを感じない。


 テレビ版での主題歌が、この「パラダイス〜愛のテーマ」です。ラバーボーイのマイク・レノとハートのアン・ウィルソンという、ニ大ロックボーカリストのデュエット。




ちなみに、第3シーズンの主題歌が、「恋に落ちて(小林明子)です。

 
◄Design by Pocket, BlogBulk Blogger Templates . Distributed by Deluxe Templates