12月 30, 2009

土屋アンナ、新宿東口、ストリートライブ

12月 30, 2009 0
2006年6月25日、新宿東口でのライブ。



「rose」歌詞
I need your love. I'm a broken rose.
舞い散る悲しみ your song 
居場所ない孤独な my life
I need you love. I'm a broken rose.
Oh baby, help me from frozon pain
with your smile,your eyes,and sing me,just for me.


「あんたの愛がほしいよ あたしはコワれた薔薇…」
かっこいいなあ。衝動的だなあ。
乱暴で、危険で、でも必死で、シリアスで、一時も目が離せない。
オシャレに、テキトーに、ほどほどに楽しく、なんて毎日流されているぼくらの
背中をどやしつけるような、ロックだ。

この日、新宿駅前に集まった無数のオーディエンスも、
この人のホンモノの匂いを、かぎつけてきたにちがいない。

女優もモデルもタレントも一流にこなすけど、
この人が一番やりたいのは、
こうやってステージで激しくのたうちまわりながら
オーディエンスと一瞬を共有することなんだろうな。

ステージバックに輝くNANAのロゴ。
そういえばデビュー直前の大崎ナナも、
こうやってアルタに向かってシャウトしていたっけ。


☆HOT EXPRESSのライブレポートもどうぞ!
http://www.hotexpress.co.jp/live_report/nana_20060625/

12月 29, 2009

縫製人間ヌイグルマー

12月 29, 2009 0

大槻ケンジの「縫製人間ヌイグルマー」を読んでいる。
この人の作品も、けっこう出来不出来(というか好みかなあ)が激しいと思うんだけど、これは当たり。
面白い。よく出来てるし、のめりこめる。

「ヌイグルマー。これは、愛するものを守るために
 自ら望んでぬいぐるみになった、勇敢なものたちの、
 戦いの物語である」


なんかやっぱり、いまひとつ力の入らない設定なんだけど…。

高円寺を舞台に、ぬいぐるみ、あみぐるみ、ゾンビ軍団、阿波踊り軍団、ロボット大統領「ロボデント」、片腕ロリータ、スプーン曲げ超能力少年、姫、そして大勢の赤ん坊が繰り広げる血みどろ死闘。
スプラッタあり、プロレスあり、愛あり涙ありジミヘンあり、の大作である。
ケンジくんの作品はふだんホヨホヨ~としたエッセイを多く読んでたんだけど、こんなにりっぱなフィクションが書けるなんて…。

あらためて見直しつつ、まだ長髪だったころの筋少の曲を。
「小さな恋のメロディ」



(「小さな恋のメロディ」歌詞)
メロディ メロディ メロディ 「恋も人も」
メロディ メロディ メロディ 「ねえ消えるでしょ?」
メロディ メロディ メロディ 「だからあたし」
メロディ メロディ メロディ 「早く死んで消えるの」

ああ、まるでパープル。
燃え上がるリフと哀愁のメロディ、ノドをふりしぼるシャウト。
最高っす!!!

12月 28, 2009

爆音

12月 28, 2009 0
「エレキ・ギターで、巨大な音を出すことがどんなに気持ちいいか、この曲ほど、わからせてくれる曲はない」

きのう、シナロケの「レモンティー」について、こう書いたんだけど、もう少し言いたい。

大学でバンドをやっていた頃はハード・ロック全盛、ヘヴィ・メタルなんて言葉も出てきたかこないか、っていうタイミングで、もちろん「ミクスチャー」とか「グランジ」なんてまだまだ先の話。

だから「爆音」って言葉は確か、なかった。「大音量」とかかな(トホホ…)。
「轟音」くらいはたまに出てきたかも。今考えると、でっかいアンプでエレクトリック・ギターを思いっきり鳴らすときの快感と「爆音」っていう言葉は、けっこうしっくり来るなあ、と思う。

アンプは重たいほどいい音がするって思ってた。トランジスタより、できたら真空管のほうが、いい。サウンドがあったかいし、厚みがあって、中低音がしっかり出て。

ローコードで、ストローク一発。ストレートに歪んだ音が風圧とともにスピーカーを揺るがす。でっかい音だと、ほんとうに風を感じるんだ。チューニングがきっちりあっていれば倍音がキレイに出て、サステインがグゥーンと伸びて。自然にフィードバックにつながって、それをアームダウンして空間をねじ曲げた後、5度のリフをガシガシと刻む。ドラムがいい感じで切り込んで、ベースが「ドゥイン」とかいってグリスダウンしてきた後、クールにルートを打ち込み始める。

ああ、なんてかっこいい。心が震える。この瞬間、自分は無敵。
爆音の快感をうまくコントロールできるギタリストに勝てるやつなんて、この世に存在しない。どんな素人ギタリストも、そんな風に思える一瞬があって、それを一度でも知ってしまうと、勝手に育ちはじめる初期衝動をもてあますことになる。

バンドを辞めて、もう長い間仕事だけの生活が続いているけれど、ここのところ、あの衝動がよみがえることが多い。同年代がバンドを再開し始めている、っていうこと、すごくよくわかるな。

12月 27, 2009

Train Kept A Rollin' < レモンティ

12月 27, 2009 0
じゃあ紹介するわ(笑)
1974年の「ミッドナイトスペシャル」から、エアロスミスの「Train Kept A Rollin'」。




しかし、MCのリトル・リチャードは…、これはほんまもんなんだろうか。なんかワンピースみたいの着て…、うわさには聞いていたが、ほんとにほんまもんだったとは…。

それはともかく、エアロのメンバーのふてぶてしさといったら。74年なら、まだデビュー間もない頃。

中でもやっぱりボーカルのスティーブンとギターのジョーのツー・ショットはすばらしい。
やっぱり彼らがいて、ガンズも出てきたんだよなあ、ってしみじみ。

この曲「Train Kept A Rollin'」は、ヤードバーズとか、ハノイロックスとか、いろんなロックンロールバンドのオハコとしてプレイされてるのは、ご存知の通り。(オリジナルは誰なんだろう?)


さて、日本でこの曲をプレイしているのは? 
そう、世界に誇る、日本で最も重要なロックンロールバンド、
シーナ・アンド・ロケッツ!



ああ…、なんてことだろう。なんてリアルな衝動だろう。
こんなにシンプルなリフとリズムで、体がいっぺんに持っていかれる。
凶暴で、野蛮なボーカル。ブラック・レスポールがクールに熱いエネルギーの火を吹いて。
「ジャージの二人」で初めて鮎川さんを知った人に、ぜひ見てもらいたい。

むかーし、むかし、この曲をコピーしてライブでやっていたときがあった。
一度でもこの曲をプレイした人ならわかる。
エレキ・ギターで、巨大な音を出すことがどんなに気持ちいいか、
この曲ほど、ストレートにわからせてくれる曲はない。

終わらない。終われない。収まりがつかない。つじつま合わせがいやになる。
このままどこまでも、いつまでも、ラウドでギャンギャンとしたビートをかき鳴らしながら、走って、飛んで、倒れて、転がって、気を失ってしまいたくなる。そんな危険な曲なんだ。


いまにも はちきれそうに
熟した ぼくのレモン
一滴も こぼさず
あなたの 紅茶の中に
この世で一番 レモンティ

今夜も彼らは、世界のどこかで、この曲をプレイしているのだろうか。
一生応援し続けたい。

12月 26, 2009

ボン・ジョビ plays 「明日にかける橋」

12月 26, 2009 0
こんなテイクがあったとは…。



ギターのリッチーと、デュオでプレイしてます。
同じメロディなのに、やっぱり感じがかわりますね。
アーシーな、「ろくんろーる」になっている。
ドスの効いたハーモニーで。

これも、またよし。


★「ミセスロビンソン」まで、やってますよ

12月 25, 2009

明日にかける橋

12月 25, 2009 0
Simon and Garfunkel - Bridge Over Troubled Water (Live 1969)
2009年の聖夜にささげます。



「明日にかける橋」(歌詞と訳詩)

When you're weary, feeling small,
君が人生に疲れ果てて、自分がちっぽけに思えて、
When tears are in your eyes, I will dry them all;
涙をおさえきれないというのなら、僕がそれをぬぐってあげる
I'm on your side. when times get rough
いつもそばにいる どんなにつらいときも
And friends just cant be found,
友など一人もいない、などと思えてしまうときも

Like a bridge over troubled water
荒れた海に架かる橋のように
I will lay me down.
僕はこの身を横たえて 君を受け止める
Like a bridge over troubled water
つらく厳しい人生の荒波の上を
I will lay me down.
僕が君の橋になろう

(訳:管理人)

今年7/10、東京ドームで来日コンサートを行った
サイモン&ガーファンクル。
残念ながら見ることはできなかったのですが、
最高のライブであったらしいです。

いろんなブログで、絶賛のアラシです。
親子で、3世代で、参加した人が、むちゃくちゃ多かったらしい。
ストーンズとはまた違った意味で、
エターナルな宝物ですね。

*「サイモンとガーファンクル」では見つかりませんよ。
 「サイモン&ガーファンクル」で検索してくださいね。。
 (失敗者談)

もう一生、ナマでは見れないのだろうか。。うう。

12月 24, 2009

奇跡の夜

12月 24, 2009 0
2009年、聖夜に。




奇跡がいま 二人に起きますように
運命さえ変わるほど
雪の上にならんだ足跡まだ
ちぢまらない二人の距離

奇跡の夜 願いかなうなら
強く強く 抱きしめて
雪のようにあなたと溶け合うまで
並行線描くだけ

Magic Partyという、新人の曲です。
風味堂の人がピアノとボーカルで参加してる。

いい歌です。
この広い世の中で、
何億分の一の確率で、
めぐりあった二人
まだ恋人になれない
でも、おたがいに魅かれていることは確か。
あと一歩の奇跡が、恋の化学変化を
起こすことは間違いないのに。

人生でいちばん、ワクワクする瞬間。
世界中の人たちが恋のことだけ考えていれば
大切なあの人のことだけを考えていれば
もう少し、やさしい世の中になれるのかな。


二人で行きたいな どこか遠くに
あなたがいるなら どこでもいい
手をつないでなんて わがままかな
自信がないから 言えない

12月 23, 2009

二人でいるのに I miss you.... メロディ&m-flo

12月 23, 2009 0
DJ、PLAY THAT MUSIC LOUDER, おねがい…


少しだけ baby
もしかして maybe
気が変わる前に rock with you
そして今日もこのまま with you

森高千里みたいなかっこうのメロディがかわいい。
引退しちゃったのが、ほんとうに残念。
領平さんのボーカルも最高。
もちろん、m-floの二人も。

パーティだ、パーティだ。
ステージがキラキラ、輝いている。
広い会場全部が、グルーブに持ってかれてる。
祝祭の一瞬。

この場にいれなかったことを、一生後悔しそうな、ライブクリップ。

★全歌詞はこちら

12月 22, 2009

虚空のスキャット-

12月 22, 2009 0
もう帰ってこない、リチャード・ライトのプレイ。
やはり、この曲でしょう。
「The Great Gig in the Sky」



…声も出ません、ただトリ肌もの。
You Tubeを見るといろんなボーカルの人がこの歌を歌っているけれど、このテイクが一番よかった。世界中から、リチャードを悼むコメントが寄せられていた。

「狂気」のオリジナルレコーディングでは「CLARE TORRY」という人がクレジットされているんだけど、このライブではBianca Antoinetteという人が歌っている。堂々たる見事な歌いっぷり。オーディエンスのどよめき、歓声もすごい。フォルテシモのときの高音の割れ具合が、オリジナルにそっくり。

少年のころ、布団の中でヘッドフォンでこの歌を聴いていると、心が広大な宇宙に拡散していくような感じを味わったものです。今では見えないものが、見えていたような気がする。

そして、これはリチャード・ライトが自ら解説する「Great gig in the sky」。
改めてみると、やっぱりかけがえのない人だったと思う

12月 21, 2009

夢は果てしなく Todd

12月 21, 2009 0
大好きなトッドの、ずいぶん昔のライブテイクです。



とっても短い曲だけど、とても心に残ります。
画質も音質も悪く、ピアノのリズムも揺れているけど、
音楽ってそれだけじゃないよね。
この曲を通して、彼のココロに
生々しく触れることができます。

シンプルだけど胸の奥をツンツンと突いてくる歌詞。
ちょっと掟破りですが、全バースを訳してみました。

「a dream goes on forever」
歌詞と訳詩

A million old soldiers will fade away
But a dream goes on forever
I'm left standing here, I've got nothing to say
All is silent within my dream

数え切れないほどたくさんの老兵が去っていくけれど
この夢はいつまでも終わらない
ぼくはここにひとりぼっちで 
言葉もなく
とても静かな夢の中にいる

A thousand true loves will live and die
But a dream lives on forever
The days and the years will go streaking by
But the time has stopped in my dream

数え切れない真実の愛が
生まれては消えていくけれど
この夢はいつまでも終わらない
たくさんの日々が駆け抜けていくけれど
この夢の中でぼくの時間はとまったまま

We all have our everyday hopes and fears
And you'll find no exception in me
But that doesn't get me through a sea of tears
Over life's biggest tragedy

希望と恐れの中で 毎日を過ごす人々
ぼくもそのなかのひとり
でも人生を悲劇にとらえて
涙の海に沈むことはないさ

You're so long ago and so far away
But my dream lives on forever
I guess I believe that I'll see you one day
For without it there is no dream

ずっと前に ずっと遠くに
離れていってしまったきみ
でもこの夢はずっと終わらない
いつかきっと会える 信じている
信じているから ずっと夢は続く

You're so far away and so long ago
But my dream lives on forever
And how much I loved you you'll never know
'Til you join me within my dream
And how much I loved you you'll never know
'Til you join me within my dream

ずっと遠くに ずっと前に
行ってしまったきみ
でもこの夢はずっと終わらない
どんなに愛していたか きみはきっとわかる
ぼくの夢の中で きみと結ばれるときに
どんなにきみを愛していたか きっとわかる
ぼくの夢の中で きみと結ばれる そのときに

(訳詩:発行人)

12月 20, 2009

君が行ってしまう  Phill

12月 20, 2009 0
フィルコリンズの84年の大ヒットです。
「AGAINST ALL ODDS」。

マライア・キャリーとか、
いろんな人がカバーしているらしい。
ここでは、映画「流されて」のラストシーンから。



「AGAINST ALL ODDS」歌詞と訳詩(発行人による)

How can I just let you walk away
Just let you leave without a trace
When I stand here taking
Every breath with you
You're the only one
Who really knew me at all
君が行ってしまう
まるで僕らのことが
何事もなかったように、
行ってしまおうとしている

僕はここにいて 
君をただ抱きしめている
二人でいっしょに息を合わせて
…行かせたくない…

君だけが
僕のことをわかってくれてた
たった一人の人

How can you just walk away from me
When all I can do is watch you leave
'Cause we've shared the laughter and the pain
And even shared the tears
You're the only one
Who really knew me at all

なぜ、君は行ってしまう
僕は君を
見つめていることしかできない
ふたりでずっと 
笑ったりつらい思いをしたり
いっしょに泣いたりしてきた

僕のことをわかってくれるのは
君だけなのに

So take a look at me now
Oh there's just an empty space
And there's nothing left here to remind me
Just the memory of your face
Take a look at me now
'Cause there's just an empty space
And you coming back to me is against all odds
And that's what I've got to face

僕を見て 空っぽの僕を見て
僕にはもう何もない 
君のおもかげのほか、何も
僕を見て 空っぽの僕を見て
君はもうもどらないんだね 絶対に
それを僕は受け入れなければならないんだね


いかにも80年代のバラードです…。
当時の自分も、ここぞ、というときの勝負曲として、
カーステのテープには必ず入れてました。
(「カーステ」ってのがすでに恥ずかしいですが)

抱きしめあいながら、おたがいの呼吸をあわせる
息づかいと鼓動が、シンクロしていく。
まったく別々の人生を生きてきた
二つのたましいが
化学変化のように一つに溶け合う奇跡。

そういうことを「taking Every breath with you」
って言うのでしょうか。
ポリスとか、いろんな人の歌詞にも
よく出てくるフレーズに思えます。

ほんとうに好きな人と、そうなったときは、
「もうどうなってもいいや」って思いますよね。
世界のなにものも、いまこの瞬間の大切さに
引き換えられるものはないって。


でも、いつか、それも終わるときがくる。
体が、心が、ばりばりと引き裂かれるように。
血が、たくさん出るんですよね。
たとえでなく、ほんとうに。

それでも、ぼくらは生きていかなければいけない。
明日という日に、また向かっていかなければいけない。
こんなにつらいなら、出会わなければよかったのに。
こんなにつらいなら、もっと楽に愛し合えばよかったのに。
でも、いつかこの痛みが薄らいだら、
きっとあなたと過ごした日々を
宝物のように思い出すときがくるのだろうか。

いつか。

12月 19, 2009

Nice to meet you !

12月 19, 2009 0
jugemから引っ越して来ました。
ロックンロール、英語、ブンガク、シネマ、古いマッキントッシュ。
日々思う、よしなしごとを、つれづれなるままに。
しばらくはjugemからの再放送も含め、投稿していきます。

よろしくお願いします!
 
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