2月 28, 2011

Only Love

2月 28, 2011 0


[ ニール・ヤング、Only Love Can Break Heart の歌詞と訳詞 ]

When you were young
and on your own
まだ若くて 自分のことしか信じられなくて
How did it feel
to be alone?
一人ぼっちの気持ちがわかるかい?
I was always thinking
of games that I was playing.
いつも自分のゲームのことばかり考えて
Trying to make
the best of my time.
でもずっと せいいっぱいやってきたんだ

But only love
can break your heart
だけど、この愛だけが心を溶かしていく
Try to be sure
right from the start
はじめからそうすればよかったのかもしれない
Yes only love
can break your heart
そう、この愛だけが心を溶かしていく
What if your world
should fall apart?
世界が溶け落ちてしまったらどんな感じだろう


ああ、やっぱりイイ歌だなあ…。
ポールとのデュエットなんて、えらくレアなビデオだけど、
やっぱりニールが光っている。


この曲が収められているのは
ニール・ヤング、1970年発表の3枚目のアルバム、
「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」。


高校に入って音楽をやり始めたときに、
ガロからCSN&Y(4way streetだっけ)へ行って、
それからニール・ヤングにハマった。

手に入るアルバムは全部聞いた。
「ハーベスト」、「渚にて」、「今宵その夜」、「ズマ」。
でも、「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」の良さは格別だった。

軽快な「テル・ミー・ホワイ」から始まって、
ほぼピアノ一本で切々と歌われる「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」。
その次にこの「Only love...」が入っているのだけれど、
なんていうんだろう、というか、もう言葉がなかった。

すごくシンプルなメロディで、演奏で、
ボーカルも細く頼りなげで、
でも、心の奥の深いところが、揺さぶられてしかたなかった。
ちょうどお酒を覚え始めた頃で、
あの頃は剣菱一本やりだったのだけれど、
ほろ酔いでこの歌を聞いたりすると、もういけなかった。
胸が詰まって、苦しくなって。

どんなつらいことがあったって、この気持ちさえあれば、だいじょうぶ。
そんな愛に、自分はこれからめぐり合えるんだろうか。
不安で、泣きたくなることも多かったけれど、
苦しい夜も何度もあったけれど、
この曲を何度も聴いて、涙をながすことで、救われる時があった。
癒されて、元気が出てくることがあった。

もう35年もあれから経ってしまったのか。
でも、この曲は、やっぱりいい。感じる心は、変わらない。

2月 27, 2011

整理は「ソート」

2月 27, 2011 0

UNIQLO、スマップ、楽天、キリンなどなど超一流のクライアントをかかえ、次々に目覚しい仕事を発表しているアートディレクター、佐藤可士和。
本書は彼の、はじめての著書。
テーマは「超整理術」。

断捨離はじめ、いま整理術は大流行だけど、これはモノを整理することからはじめて、情報や思考の整理まで到達しよう、という趣旨の本。
「整理」を極めると「クリエイティブ」になる。

タイトルの英訳もそれを語っている。
“Ultimate Method for Reaching the Essentials.”
「整理」とは「Reaching the Essentials」本質をつかむことであると。

空間を整理すること(机とか身の回りとか)からはじめ、
情報を整理し、ついに思考を整理する。
具体的なノウハウもたくさん記されているが、
根本となる考え方は、「すっきり・シンプルにすることで、わかりやすくなる。ムダやリスクもなくなる。本質が見えてきて、解決が進む」ということ。

こう書いてしまうとけっこう当たり前に思えるけど、徹底的に突き詰めて実行することは、ものすごく難しいんじゃないだろうか。強い意志も、スキルも必要だと思う。

口絵で「サムライ」という彼の事務所の写真が掲載されているが、これがすごい。
見事なくらい何もモノがない。来客・打ち合わせ用スペースは白く長い部屋に、ただ長机といすがあるだけ。ほんとうに何もない。数十人のスタッフがいるそうなのだが、その作業部屋も、真ん中に打ち合わせ用の長机と椅子、壁に向かって机と椅子、そしてMacのみ。しつこいけど、なにもない。

ふつう、制作会社って、それこそモノにあふれたカオス状態がデフォルトだと思うんだけど…。
この状態をキープするために、彼はなみなみならぬ労力を払っているらしい。


さて、空間の整理を導入に、彼は今までの実績を事例に、情報の整理・思考の整理について詳しく述べている。情報も思考も、はじめは混沌としたものだが、「状況把握」→「視点導入」→「課題設定」のプロセスで整理を進める。混沌とした状況を把握し、視点・軸を決めて導入し、見えてきた「あるべき姿」に到達するするための課題を見つけ、解決していく。


読んでいて強烈に「そうか」と思ったことがある。
「ソート」ということば。
混沌を並べ替え、秩序を施し、本質に迫るためには「ソート」が必要なのだ。
よく「切り口」とか「軸」とかいうが、それはこの「ソート」を行うために必要なこと。
どんな「視点」でソートするかによって混沌とした現実はさまざまな整序結果を見せる。
最適なソート結果を得たとき、課題は解決に向かう。

単なる部屋やオフィスの整理術とは全く異なるベクトルを持った書籍です。

でも、とりあえずどうするか、という身近なノウハウもいっぱいなので、
まずは身の回りから実践をはじめている。

いろいろなものがスッキリして、把握できて、コントロールできるようになる、
これはすごい快感。
 
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