RIP.
とっても貴重な、中川勝彦のトーク番組シーン。
う、美しい、、、1984年のオールナイトフジとのことで、中川君、21歳です。
たしかデビューまもないはず。
しかしなんでしょう、美しさに似合わない、このオヤジギャグ爆発状態、本番中なのにほぼずーっと泥酔、このギャップ…。
でも、なぜか許せちゃう。
秋本奈緒美も鳥越まりも、すっかり彼のペースにのせられて、
なんか、みんなほんとうにニコニコしてる。
きっとみんな、彼と一緒にいれて、楽しかったんじゃないかな。
そのときいっしょにいるみんなを残らずハッピーにしてしまうような、そんな天性の魅力をもった人だったんだと思う。
信じられないようなはかなげな美貌の持ち主だったけれど、
ライブでは意外なくらい男っぽくて、骨っぽい歌いっぷりで、
トークもほんとにあけっぴろげで暖かく、
笑顔も横顔もマジ顔もメイクもファッションも曲作りも歌声も発言も、サイコーでした。
男なら、こんな風に生まれ、こんな風に生きてみたいな、と思わせるような、
そんなことを感じさせる人だった。
…でも彼は、早くして亡くなってしまいます。32歳…。白血病。
彼にはまだ小さな娘がいて、それが中川翔子。
何年か前のテレビチャリティでこの親子がドキュメンタリーで取り上げられて。
彼女のお父さんが中川勝彦であったことをはじめて知りました。
入院し闘病生活を送っていたころの映像もはじめて見ました。
別人のようにやせ細って…、ちょっとたまらなかった。
あんなに太陽のように輝いていた人が、こんな風に弱って、死んでしまうんだ、、と思って…。
それだけに、彼の底抜けの明るさがうかがえる、このトークビデオは貴重です。
かっちゃん、やすらかに…。
11月 30, 2010
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