1974年の「ミッドナイトスペシャル」から、エアロスミスの「Train Kept A Rollin'」。
しかし、MCのリトル・リチャードは…、これはほんまもんなんだろうか。なんかワンピースみたいの着て…、うわさには聞いていたが、ほんとにほんまもんだったとは…。
それはともかく、エアロのメンバーのふてぶてしさといったら。74年なら、まだデビュー間もない頃。
中でもやっぱりボーカルのスティーブンとギターのジョーのツー・ショットはすばらしい。
やっぱり彼らがいて、ガンズも出てきたんだよなあ、ってしみじみ。
この曲「Train Kept A Rollin'」は、ヤードバーズとか、ハノイロックスとか、いろんなロックンロールバンドのオハコとしてプレイされてるのは、ご存知の通り。(オリジナルは誰なんだろう?)
さて、日本でこの曲をプレイしているのは?
そう、世界に誇る、日本で最も重要なロックンロールバンド、
シーナ・アンド・ロケッツ!
ああ…、なんてことだろう。なんてリアルな衝動だろう。
こんなにシンプルなリフとリズムで、体がいっぺんに持っていかれる。
凶暴で、野蛮なボーカル。ブラック・レスポールがクールに熱いエネルギーの火を吹いて。
「ジャージの二人」で初めて鮎川さんを知った人に、ぜひ見てもらいたい。
むかーし、むかし、この曲をコピーしてライブでやっていたときがあった。
一度でもこの曲をプレイした人ならわかる。
エレキ・ギターで、巨大な音を出すことがどんなに気持ちいいか、
この曲ほど、ストレートにわからせてくれる曲はない。
終わらない。終われない。収まりがつかない。つじつま合わせがいやになる。
このままどこまでも、いつまでも、ラウドでギャンギャンとしたビートをかき鳴らしながら、走って、飛んで、倒れて、転がって、気を失ってしまいたくなる。そんな危険な曲なんだ。
♪今夜も彼らは、世界のどこかで、この曲をプレイしているのだろうか。
いまにも はちきれそうに
熟した ぼくのレモン
一滴も こぼさず
あなたの 紅茶の中に
この世で一番 レモンティ
一生応援し続けたい。
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