tag:blogger.com,1999:blog-72025613724831866682024-03-14T21:35:05.584+09:00【ロック・洋楽・歌詞・訳詩・英語・英会話】 ROCK'N'ROLL ENGLISH@ブログrock-english
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...Rock'n'Roll...gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.comBlogger139125tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-57157051703337081052017-11-14T20:28:00.003+09:002017-11-14T20:28:37.549+09:00エンケンを悼むエンケンが死んでしまった。<br />
<br />
エンケンといっても遠藤憲一でもないし(好きなんですけどね)、<br />
昔々のコメディアンでもない(ありゃエノケンか)。<br />
<br />
僕らの時代のエンケンと言えば遠藤賢司。<br />
長髪でギターを爪引きながらカレーライスや鼠の歌をぼそぼそと歌い、<br />
「四畳半フォーク」の代表みたいだった人。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/IfbgJ6p_wkM/0.jpg" frameborder="0" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/IfbgJ6p_wkM?feature=player_embedded" width="480"></iframe></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />
何を思ったか、ある日とつぜんアドレナリン全開になって、<br />
<br />
「東京ワッショイ」や「不滅の男」など、<br />
まさにトンでもない、<br />
誰も真似のできない名曲を次から次に生み出し、<br />
圧倒的なパワーでパフォーマンスを繰り広げた男。<br />
<br />
まあほんとうにトンでもない。<br />
今回改めてYouTubeを見直したのだけど、<br />
こんなに名曲揃いとは。<br />
<br />
「笑っていいとも」でお茶の間がロックンロールになった貴重な記録。<br />
生ギター一本でここまでロック・スピリットを感じさせてくれたのは<br />
あと清志郎くらいか。そういえば清志郎も「笑っていいとも」で歌っていたなあ。 <br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/ms8Do4CB7tI/0.jpg" frameborder="0" height="400" src="https://www.youtube.com/embed/ms8Do4CB7tI?feature=player_embedded" width="480"></iframe></div>
<br />
70歳でがんで死去。なにか切ない。<br />
もっとこの人の歌を、ライブを、感じておけばよかった。<br />
これからはもう、音源と映像でしか会えないけれど。<br />
<br />
友部正人との共演、「夜汽車のブルース」。<br />
本当に名演。もう、言葉もない。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">
<iframe width="480" height="400" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/5xyH6MvAq2o/0.jpg" src="https://www.youtube.com/embed/5xyH6MvAq2o?feature=player_embedded" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<br />gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-63354140249103923162016-10-05T12:15:00.000+09:002016-10-05T12:18:49.829+09:001977年、キャメルのBBCライブ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
キャメルは一応プログレッシブロックにジャンル分けされていたけれど、難解な変拍子や転調をひけらかすことなく、実にメロディックでスムーズな演奏と美しくセンチメンタルな曲調が持ち味だった。<br />
<br />
「叙情派」っていうのかな。「ミラージュ」「スノーグース」「ムーンマッドネス」などはホント名作です。<br />
<br />
初期のジェネシスも半分くらいこういう要素があった。ムーディー・ブルースは…あそこまでいくとむしろムード歌謡??<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" class="YOUTUBE-iframe-video" data-thumbnail-src="https://i.ytimg.com/vi/b6sOE0_sOxE/0.jpg" frameborder="0" height="266" src="https://www.youtube.com/embed/b6sOE0_sOxE?feature=player_embedded" width="560"></iframe><br />
<br />
この1977年のBBCライブは黄金期のメンバー。<br />
<br />
甘い甘いギタートーンのアンドリューラティマー、どこまでも広がっていくピーターバーデンスのスペイシーなキーボード、さりげないんだけどこういう音楽にはこれしかないだろうな、というリズムを作り出すアンディワードとリチャードシンクレア。さらにあのキングクリムゾンのメルコリンズが管楽器で参加。<br />
<br />
ノリノリというわけではないんだけど、しっとりと美しく、ずっと聴いていたい音楽。これからの秋の夜長にはぴったりかも。<br />
<br />
今でも現役で頑張ってます。オリジナルメンバーはアンディだけになってしまったようですが。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-64677607852591325112013-07-19T01:37:00.001+09:002013-07-19T01:37:28.433+09:00箱入り息子の恋<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4bAk_5eAryTYDhjM4pdnEWjYf2qCTyVQVyZc8VoxhwDQCIw1mAsiQ9E1XF7R-k90oBHXg1tMVEtIyxRTLeZfRzYR9cF8ineQzO5QoTG_t9a8Utdm4saMCz9HRJpoP_UPoaHvcqWpjTFCD/s1600/1045103_475277349213342_1568364297_n.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj4bAk_5eAryTYDhjM4pdnEWjYf2qCTyVQVyZc8VoxhwDQCIw1mAsiQ9E1XF7R-k90oBHXg1tMVEtIyxRTLeZfRzYR9cF8ineQzO5QoTG_t9a8Utdm4saMCz9HRJpoP_UPoaHvcqWpjTFCD/s1600/1045103_475277349213342_1568364297_n.jpg" height="290" width="400" /></a></div>
<br />
<div style="text-align: center;">
<a href="http://www.hakoiri-movie.com/">http://www.hakoiri-movie.com/ </a></div>
<br />
<br />
不器用なふたりの恋の物語。<br />
<br />
テアトル新宿は、場内、号泣の嵐でした。<br />
となりが中年男のお一人様だったんだけど、<br />
この人がまたずっと号泣しっぱなしで。<br />
そして自分も不覚にも、つられてしまい。<br />
<br />
でも これだけ泣ける映画は久しぶり。<br />
必見ですよ。ホントです。<br />
<br />
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」って言ったのは早川義夫だけれど、<br />
この映画は「かっこ悪いってことはなんてかっこいいんだろう」って感じ。<br />
<br />
大切な人のためなら、どんなにみっともなくたっていい。どんなに傷ついたって、失くしてしまうよりはまし。ボロボロになっても、絶対あきらめない。星野源、大熱演です。夏帆のはかなくて透明な美しさも、奇跡のようだったよ。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="//www.youtube.com/embed/cKSOl4TYq0I" width="640"></iframe><br />
<br />
しかし、吉牛で涙するとは思わなかったなあ。。。<br />
<br />
吉野家のシーンは2回あるんだけど、どちらもほんとによかった。<br />
ささやかだけどやっと手に入れた、二人だけの大切な一瞬。<br />そしてそれを失くしてしまったときの、とりかえしのつかない悲しみ。<br />
この2つのシーンをつなぐのが、つゆだくの牛丼。<br />
こう書くとギャグみたいだけど、でも本当につらいことって、<br />
そういうふとした時に襲いかかってきて、心をずたずたにしてしまう。<br />
そういうものだよねえ。<br />
<br />
この二人が、街のどこかでひっそりと幸せに生きていってくれたらいいなあ。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-41824545580684826622013-01-31T01:55:00.000+09:002013-01-31T02:04:04.533+09:00「みなさん、さようなら」<a href="http://minasan-movie.com/">http://minasan-movie.com/</a><br />
<br />
団地にはなんでもある。<br />
床屋もケーキ屋も、スーパーも食堂も。<br />
友だちも仲間もいる。喧嘩相手も、初恋相手も。<br />
<br />
集会所で同窓会もできる。恋も就職もできる。<br />
だから…、ぼくはこの団地から出て行かない。<br />
一生、この団地で生きていく。<br />
<br />
…って決意する主人公の度会くん。小学校卒業のときに。<br />
なぜ? …ってもちろん、深いわけがあるんだけれど。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/NujkX9P0vas" width="640"></iframe><br />
<br />
母親も友だちも、そんな彼を暖かく見守る。<br />
隣の女の子や、同級生の美少女との恋もありつつ…、<br />
でも、いつのまにか仲間はみんな、団地を去っていく。<br />
ひとりだけ団地を出ていけない渡会くん。<br />
<br />
みんな、行ってしまう。みんな変わってしまう。<br />
「変わってしまうのって、そんなにいいことかな。<br />
あたしは変わらないのがいいな」<br />
そう言っていた彼女も、いつか大人になって、団地を、自分のもとを去ってしまう。<br />
「あたしはふつうに生きたいの…」 ふつうって変わっていくことなのかな?<br />
<br />
団地の外へ続いていく階段を、どうしても降りていけなかった度会くんが<br />
あるとき…。<br />
<br />
<br />
つらい物語だなあ。<br />
今のところ、なんとなく小器用に生きて行けているのかもしれない自分がいて、<br />
でもそんなのはちょっとした偶然の積み重ねかもしれなくて、<br />
彼のようにうまく生きられない人もたくさんいるけど、それはもしかしたら自分だったかもしれない。<br />
いや、これからの自分かもしれない。<br />
そうなったとき、彼ほど頑張れるだろうか、ひどく疑問だ。<br />
<br />
いろんな人がいて、みんなそれぞれ無理をせずに生きていってもいいんだって、<br />
寛容な想いを、お互いがもてるようになれば、少しだけ世の中も楽になるのかもしれないな。<br />
<br />
<br />
テーマソングがエレファントカシマシの「Sweet Memory」。<br />
「生きてるといろんな思い出ができるけど、…」<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/F1diLq5mQkw" width="480"></iframe><br />
「思いにつぶされないように、明日もどーんといこうぜ!」<br />
賛成!!<br />
<br />
<br />gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-91142027152167293632013-01-29T02:03:00.000+09:002013-01-31T02:04:39.907+09:00「世界の終わり」<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="360" src="http://www.youtube.com/embed/U1sZgV3cKzU" width="640"></iframe><br />
<br />
<a href="http://sekainoowari-movie.jp/">「エンド・オブ・ザ・ワールド」。</a><br />
<br />
小惑星の接近で、あと21日で間違いなく地球が滅亡しちゃうんです。あなたは何をしてすごしますか?<br />
<br />
いろんな人がいる。暴動を起こす人、ナンパに狂う人、仲間とパーティのフリークたち。お金を払って自分を殺してもらう人。海辺でただ静かに過ごす人。何事もないように、毎日の仕事を笑顔で一生懸命やる人。
<br />
<br />
そして主人公は、ハイスクールの時に別れてしまった、大切な彼女を探しに、旅に出るのです…。<br />
<br />
<br />
笑って、笑って、笑って、泣いて、泣く(:_;)…、って感じの映画。都内上映はもうすぐ終了。<br />
よかったらぜひ! 全然美人キャラでないキーラ・ナイトレイが、とっても、いいです。<br />
ワンチャンのあの歌も出てくるよ~。<br />
<br />
<br />gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-87483972016776417362012-09-27T01:31:00.001+09:002012-09-27T01:31:56.714+09:00「ロック・オブ・エイジズ」見てきましたよ~。「ロック・オブ・エイジズ」見てきましたよ~。<br />
<br />
<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="allowfullscreen" frameborder="0" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/VxVQhgySG74" width="560"></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
いやあ最高。この超豪華なB級感、たまりません。<br />
<br />
80年代洋楽どっぷりだった方には、もう熱狂的に楽しめるんじゃないでしょうか。ジャーニー、フォリナー、パット・ベネター、ホワイトスネイク、デフ・レパード、ボン・ジョビ、ガンズ・アンド・ローゼス。<br />
<br />
もうね、はっきり言って私、知らない曲ないですよ。全部歌えますよ。それくらい鉄板の名曲ぞろい。<br />
<br />
とくにトム・クルーズがすごい。長髪&全身タトゥーで工業ロックを熱唱する。他の役者の歌もダンスもすごいけど、トムのオーラはずば抜けている。MIなんかほっといて、この映画をライフワークにしたらいいじゃん、というくらいのハマリ役。
<br />
<br />
ストーリーはね、もうマンガです。ライブハウスにカリスマロッカー。ステージを夢見る男女の出会いと恋。誤解と別れ。そして元サヤ。もう、何も迷わずに感情移入できます。<br />
<br />
最初はちょっと、「いや、ロックでミュージカルって、やっぱちょっと無理だったんでは」と妙に気恥ずかしい感じがあったんですが。振り付けも変だし。途中から、もう楽しくて、どうでも良くなりました。<br />
<br />
<br />
仲間みんなで大騒ぎして見たい映画です。
きっとまた見に行くような気がします。今年一番かもしれない。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-52788609108340893812011-11-30T00:37:00.000+09:002011-11-30T00:37:31.652+09:00ラブ&ドラッグ不覚にも…<br />
<br />
<iframe width="640" height="480" src="http://www.youtube.com/embed/H8pWM8aaLWA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
前半はひたすらお下劣コメディで大笑い、<br />
後半は難病をテーマに一気にシリアスに。<br />
そして一度は別れる二人が、最後にはふたたびめぐりあって…。<br />
<br />
しんみり、じんわり。<br />
見事にパターン化されたお手軽ムービー、って言ってしまえば言えるのだけれど…。<br />
<br />
不覚にも、しっかり泣かされてしまった。<br />
いい映画です。<br />
コメディと物語への愛が感じられます。<br />
<br />
<br />
しかし、アン・ハサウェイというのはこうしてみると、<br />
大島弓子のコミックに出てきそうな感じだなー。<br />
<br />
↓こんな感じの。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhzHuBx0C9krx7wDqtquNuM26RjtXFYKZD_goqsByrLdeRGSA3dSgjAHLD2JCO_4Xl4uQCG7WwDjuHmzMaisfROIpD_xymwQchHFpZSzQy8CfN4b1MP8PZF2ZHadktV0LQ3IN3yLMu1tMb/s1600/20080826212551s.jpg" imageanchor="1" style="clear:left; float:left;margin-right:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="200" width="100" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhzHuBx0C9krx7wDqtquNuM26RjtXFYKZD_goqsByrLdeRGSA3dSgjAHLD2JCO_4Xl4uQCG7WwDjuHmzMaisfROIpD_xymwQchHFpZSzQy8CfN4b1MP8PZF2ZHadktV0LQ3IN3yLMu1tMb/s320/20080826212551s.jpg" /></a></div>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-86104933094467227022011-10-17T00:27:00.001+09:002011-12-11T01:30:01.278+09:001枚50円♪♪<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgWZD9WJrSK2qStR79IDAxxuFZied4eiMxYfn-WLTjo_DOpMd6FQK8gmdoMl24_lIKRiOmkIEmXrSGFDNfGqFRW3pSwzkjKlfBAuLqwv6eroBlBqzkB_fNngBmkZH-oMMRY8pZwOpZN-Ot-/s1600/SN3T0256.JPG" imageanchor="1" style="clear:left; float:left;margin-right:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="240" width="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgWZD9WJrSK2qStR79IDAxxuFZied4eiMxYfn-WLTjo_DOpMd6FQK8gmdoMl24_lIKRiOmkIEmXrSGFDNfGqFRW3pSwzkjKlfBAuLqwv6eroBlBqzkB_fNngBmkZH-oMMRY8pZwOpZN-Ot-/s320/SN3T0256.JPG" /></a></div><br />
<br />
渋谷にGEOが開店!<br />
<br />
レンタル出血サービス。なんと、1枚50円。<br />
安くてばんざい!<br />
<br />
ということで、10枚、レンタルしてきましたー。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<u>☆スティービーワンダー、初期3部作、いっきょに3枚!</u><br />
トーキング・ブック、ファースト・フィナーレ、インナービジョンズ。<br />
名作中の名作! 迷信もブギー・ウーマンも、ハイヤー・グラウンドも、みんなこれらのアルバムから。<br />
「1000億光年の彼方」は、改めて泣けた。<br />
<br />
<iframe width="640" height="480" src="http://www.youtube.com/embed/yIE6unjkXmc" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<u>☆アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ ニール・ヤング</u><br />
テルミーホワイが入ってるやつ。<br />
高校生時代のお気に入りの一枚だった。<br />
<br />
で、この中の、この名曲を、なんとポールと二人で歌ってるビデオがあるんだよねー。<br />
↓これ。<br />
<br />
<iframe width="640" height="480" src="http://www.youtube.com/embed/ndEqu50MHdE" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
もう、言葉もありません。<br />
<br />
<br />
<u>☆二名敦子、後期2枚</u><br />
「him」と「naturally」。<br />
悪くないけど、やっぱり初期の頃のほうが、太陽の匂いがして、いいなあ。<br />
この2枚もリゾートっぽさを目指してるんだけど、<br />
なんかスタジオっぽさを感じる。フィジカルさが減ってしまったというか。<br />
色白になってしまったような。<br />
<br />
でも、「ハートはオフショア」とか、いい曲もたくさん。<br />
<br />
<br />
<u>☆流民の歌 甲斐バンド</u><br />
実は初聴。甲斐バンド全盛期のライブ。<br />
CD2枚組の大ボリュームで、代表的な曲は殆ど入っている。<br />
バンドのテンションも尋常ではない。<br />
クールに聴くなんて、できないな。ぜったい。<br />
<br />
<u>☆太陽と戦慄 キング・クリムゾン</u><br />
ジョン・ウェットンがボーカルの頃。<br />
やっぱりこのバンドは特別だ。どのアルバムも、みんな。<br />
このアルバムも、どの曲もすごいけど、タイトル曲がとくに秀逸。<br />
<br />
<u>☆大沢誉志幸 初期2枚</u><br />
コンフュージョンとコラージュ。<br />
コンヒュージョンは3枚目の作品で、「そして僕は途方に暮れる」が入っているやつ。<br />
この曲がもう、どうしようもなく名作なんだけれど、他の曲もみんなエッジが立った<br />
キラーチューンばかり。<br />
<br />
こんなのとか。<br />
<iframe width="640" height="480" src="http://www.youtube.com/embed/Fsa65idB134" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
ああなんて野蛮で素敵な。<br />
このCDはおすすめです。ラストの「ウーレイ」も心騒ぐ。<br />
<br />
「コラージュ」は他人に提供した楽曲のセルフカバー集。<br />
「すべて、この男の仕業だ」だっけ。そんなコピーがあったはず。<br />
おまえにチェックイン、ガラス越しに消えた夏、ラビアンローズ、1/2の神話、<br />
…、すごい才能だ。もっと新曲が聞きたい。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-10619151618687549612011-07-19T22:02:00.000+09:002011-07-19T22:02:59.885+09:00きみは てんしはるか、はるかに昔のこと。<br />
<br />
<br />
「あれ、Sさん、ウチ、ワープロ買ったんですか?」<br />
「おお、いよいよな。OA化ってやつだな」<br />
<br />
ある日いきなり隣の机に置かれていたピカピカのワープロマシン。<br />
<br />
「富士通のOASYSってやつだ。あんた、新入社員でいちばん若いんだから、そういうの、どんどん使って覚えて」<br />
「えー」<br />
と困ったように言いながらも、すでに電源ボタンを押していた自分。<br />
思えばあの頃から、人一倍おっちょこちょいだった…。<br />
<br />
ぶーん、とゆっくり立ち上がる白黒画面。<br />
「とりあえず、文字の打ち方覚えてよ。『親指シフトキーボード』だって」<br />
「いや、キーボードもなにも、今まで和文タイプしか使ったことありませんし」<br />
「キカイの中に、練習問題が入ってるらしいから、それで練習してみて。ちょうど、お客さんあての手紙を書いてるから、早く覚えて清書してよ」<br />
<br />
(このおじさん、絶対自分で覚える気ないな…)<br />
しぶしぶ画面からその練習問題を開く。<br />
<br />
「キーボードの上に両手を置いてください。人差し指はここ、、中指は…、これを『ホームポジション』といいます」<br />
(ふむふむ)<br />
<br />
「まず、右手の練習をしてみましょう。人差し指から順に、この文字を打ってください」<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;"> ”は と き い ん”</span><br />
<br />
<br />
(はときいん? はと?)<br />
<br />
キーボードをよくみると、確かにその順に文字が並んでいる。<br />
ただの配列で、とくに意味はないらしい。<br />
しかたなく人差し指、中指…とキーをたたく。<br />
<br />
「次は左手です」<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;"> ”せ け て し う”</span><br />
<br />
(せ け て し う…と)<br />
<br />
<br />
「つぎは右手で、キーボードの上に書いてある文字を…」<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;"> ”</span><span class="Apple-style-span" style="font-size: large;">み お の ょ っ”</span><br />
<br />
(……)<br />
<br />
だんだん、腹が立ってきた。<br />
なんだよ、「みおのょっ」って。<br />
そんな単語、打つことなんか、あるわけないじゃないか。<br />
<br />
なにせはじめてさわった「キーボード」だし、<br />
(パソコンどころか、ワープロ専用機でされ、最新鋭の機器だったのだ)<br />
慣れない小指や薬指を伸ばして打つのも疲れるし。<br />
「みおのょっ」なんて、あまりにもばかばかしくて脱力だし。<br />
<br />
「Sさん、俺、なんかキーボードって好きになれそうにないです。多分相性が悪い」<br />
「えー、まあそう言わずに、もうちょっと頑張ってみてよ」<br />
<br />
いや自分が覚えたくないからだろう…と、ぶつぶつ言いながら<br />
次のページへ進む。<br />
<br />
「では、今まで覚えたキーを使って、次の文を打ってみてください」<br />
<br />
<br />
<span class="Apple-style-span" style="font-size: large;"><b> ”きみは てんし”</b></span><br />
<br />
<br />
(……)<br />
<br />
<br />
<br />
ちょっとだけ、感動した。<br />
…やるなあ、キーボード。<br />
<br />
<br />
はるか、昔のお話でした。<br />
それではここで、ジミ・ヘンドリックスの「天使」を。<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/tX7AmCTnczM" width="425"></iframe><br />
<br />
And I said, "Fly on my sweet angel,<br />
Fly on through the sky,<br />
Fly on my sweet angel,<br />
Tomorrow I'm gonna be by your side"<br />
<br />
飛ぶんだ 僕の天使<br />
あの空をずっと 羽ばたいていくんだ<br />
ずっと君のそばに いるよgogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-27038818268867634272011-04-10T00:22:00.000+09:002011-04-10T00:22:38.179+09:00【復興】<blockquote>【復興】<br />
いったん衰えたものが、再びもとの盛んな状態に返ること。また、盛んにすること。再興。(大辞泉)<br />
<br />
【revival】<br />
a process in which something becomes active or strong again(Longman)<br />
<br />
【reconstruction】<br />
the work that is done to repair the damage to a city, industry etc, especially after a war (Longman)</blockquote><br />
復興って、なんだろ。<br />
<br />
失われたものは、もうもどらないのか。<br />
すこしずつでも、取りもどせばいいのか。<br />
新しくなれば、いいのか。<br />
変わればいいのか。<br />
もっと、強くなれるのか。<br />
忘れられるのか。<br />
<br />
<br />
…わからないことだらけだ。<br />
自分にできることを一つずつやりながら、<br />
答えをずっと探し続けるしかない。<br />
<br />
<br />
でも、ひとつ確かなことが見つかった。<br />
この歌は、すごく勇気をくれる。<br />
<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/oQ23Uewsl24" title="YouTube video player" width="480"></iframe><br />
<br />
<blockquote>いつか見た夢を正夢にしよう<br />
つまり毎日を行け<br />
永遠に流れてる<br />
体中巡ってる<br />
俺のこの思いよ いますぐさあ行け<br />
<br />
やり方なら自由<br />
追いかけて転がり続けろ 心が太陽<br />
風に聞け 空に聞け<br />
行先は自由<br />
何度でもBABY<br />
風に吹かれて さあ飛び出すぜ</blockquote>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-74319431050053183962011-03-04T22:00:00.001+09:002011-03-04T22:00:20.727+09:00ポーカーフェイスガガ様、絶好調です。<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="640" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/CUwuB0Qsq2c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
[Lady Gaga Poker Faceの歌詞と訳詞]<br />
<blockquote>I won't tell you that I love you<br />
Kiss or hug you<br />
愛してるなんて言ってあげない<br />
キスもハグも絶対してあげない<br />
<br />
Cause I'm bluffin' with my muffin<br />
I'm not lying I'm just stunnin' with my love-glue-gunning<br />
私のアソコでブラフをかけてるの<br />
うそじゃない ほらこんなにlove-glue-gunning <br />
気が遠くなる<br />
<br />
Just like a chick in the casino<br />
Take your bank before I pay you out<br />
I promise this, promise this<br />
Check this hand cause I'm marvelous<br />
カジノの中の女の子みたいに<br />
私を捧げに行くの<br />
約束するわ 私、凄いんだから<br />
さあ、チェックしてみて<br />
<br />
Can't read my,<br />
Can't read my<br />
No he can't read my poker face<br />
(she' got me like nobody)<br />
Can't read my<br />
Can't read my<br />
No he can't read my poker face<br />
(she' got me like nobody)<br />
<br />
彼には絶対わからない<br />
私のポーカーフェイス</blockquote><br />
<br />
やりたい放題だなあ。<br />
プリンスのライブを初めて見た時も思ったことだけど、<br />
才能の泉を持っている人というのは、<br />
ほんとうに何でもやる。<br />
コンポージングも、楽器も、アレンジも、<br />
見たことのないようなファッションも、ダンスも。<br />
<br />
汲めどもつきぬ。<br />
…すごいです。<br />
この曲のビデオも、ずいぶんたくさんみたけど、<br />
全部、違うもんなあ。<br />
<br />
*ところで、「love-glue-gunning」の訳は自粛…。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-27158750836537071942011-03-03T22:00:00.003+09:002011-03-03T22:00:06.800+09:00Born This Wayガガ様、孵化です。<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="640" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/xl0N7JM3wZk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
[ Lady GaGA Born This Way の歌詞と訳詞]<br />
<br />
<blockquote>I'm beautiful in my way, <br />
'Cause God makes no mistakes <br />
私は美しい <br />
あるがままの自分はこんなに美しい<br />
神さまは私を 完璧に創造してくれた<br />
I'm on the right track, baby <br />
I was born this way <br />
私は正しい道を歩んでる<br />
私はそのように生まれたの<br />
<br />
Don't hide yourself in regret, <br />
Just love yourself and you're set <br />
後悔に自分を埋もれさせないで<br />
自分を愛せばいい あなたは完璧なんだから<br />
I'm on the right track, baby <br />
I was born this way <br />
私は正しい道を歩んでる<br />
私はそのように生まれたの</blockquote><br />
これはすごいわ。<br />
そりゃあグラミーも取るわ。<br />
悪趣味と言われようと、エログロと言われようと、<br />
圧倒的なパワー。ポジティビティ。自己肯定感。説得力。力技。<br />
<br />
けっこう長く音楽を聞いてきたつもりだけど<br />
多様性をこんなに誇り高く歌い上げた曲を、<br />
今まで聞いたことがない。<br />
これもひとつのダイバーシティなんだろうか。<br />
<br />
<blockquote>No matter gay, straight or bi <br />
lesbian, transgendered life <br />
I'm on the right track, baby <br />
I was born to survive <br />
ゲイ、ストレート、バイセクシュアル、<br />
レズビアン、トランスジェンダー、<br />
なんであろうと関係ない<br />
私は私の道を行く<br />
自分らしく生きて行くために生まれたのだから<br />
<br />
No matter black, white or beige <br />
chola or orient made <br />
I'm on the right track, baby <br />
I was born to be brave <br />
黒でも白でもベイジュでも<br />
コーラでもオリエント製でも<br />
みんな関係ない<br />
私は私の道を行く<br />
誇り高い戦士として生まれたのだから</blockquote><br />
人間って、ここまでパワフルになれるんだ。<br />
すごいものを作れるんだ。<br />
<br />
「I was born to be brave」<br />
眩しいくらいの自信。<br />
血が騒ぐわ。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-34262065743157454492011-03-02T22:00:00.001+09:002011-03-02T22:00:13.571+09:00ついてないオンナ2曲めだよ~。ポールとエースの二人羽織ギターが見モノ。<br />
<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/DO4ZmKsAAKk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
[KISS Hard Luck Woman 歌詞と訳詞]<br />
<br />
<blockquote>If never I met you<br />
I'd never have seen you cry<br />
出会いがなければ、君を泣かすこともなかったのに<br />
If not for our first "Hello"<br />
We'd never have to say goodbye<br />
最初の「ハロー」さえなければ、サヨナラを言わなくてもすんだのに<br />
If never I held you<br />
My feelin's would never show<br />
抱きしめることさえなければ、こんな気持になることはなかったのに<br />
<br />
It's time I start walkin'<br />
But there's so much you'll never know<br />
もう行かなくちゃ <br />
君にはわからないだろうね<br />
I keep telling you hard luck woman<br />
You ain't a hard luck woman<br />
ついてない ほんとについてないオンナだね 君は<br />
僕と別れるなんて</blockquote><br />
<br />
祝来日!<br />
しかもオリジナルメンバー?<br />
いや、<a href="http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110228/enn1102281622012-n1.htm" target="blank"><b>そんなはずはないか</b></a>…。ポールとジーン・シモンズだけだよね。<br />
新聞の広告ではエースとクリスもいたように見えたのに。<br />
<br />
この歌を始めて聞いたときは驚いたなあ。<br />
地獄とか血糊とか暴走とか悪魔とか、そんなおどろおどろしいイメージで売り出していたバンドが、<br />
こんなリリカルでメロディアスな曲をプレイするなんて。<br />
最初はまじにロッド・スチュアートの新曲だと思っていた。<br />
<br />
しかも鬼メイクはそのままで。<br />
でも、意外と違和感はなかったけれど。<br />
ブランディングってやつですかね。<br />
<br />
ボーカルがドラマーのクリスだというのも、驚き。<br />
それまでの曲では、コーラスさえ取っていなかったようなのに。<br />
引き出しも、ふところも、ずいぶん幅広い人たちなんだな~と思ったものでした。<br />
<br />
しかし、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B9" target="blank"><b>wikipediaの「KISS」の項目</b></a>は充実してますね。みんな好きなんだよねー。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-92043861783908377792011-02-27T22:18:00.002+09:002011-02-28T00:11:23.385+09:00整理は「ソート」<iframe align="right" frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=80rockenglish-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4532165946&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe><br />
UNIQLO、スマップ、楽天、キリンなどなど超一流のクライアントをかかえ、次々に目覚しい仕事を発表しているアートディレクター、佐藤可士和。<br />
本書は彼の、はじめての著書。<br />
テーマは「超整理術」。<br />
<br />
断捨離はじめ、いま整理術は大流行だけど、これはモノを整理することからはじめて、情報や思考の整理まで到達しよう、という趣旨の本。<br />
「整理」を極めると「クリエイティブ」になる。<br />
<br />
タイトルの英訳もそれを語っている。<br />
“Ultimate Method for Reaching the Essentials.”<br />
「整理」とは「Reaching the Essentials」本質をつかむことであると。<br />
<br />
空間を整理すること(机とか身の回りとか)からはじめ、<br />
情報を整理し、ついに思考を整理する。<br />
具体的なノウハウもたくさん記されているが、<br />
根本となる考え方は、「すっきり・シンプルにすることで、わかりやすくなる。ムダやリスクもなくなる。本質が見えてきて、解決が進む」ということ。<br />
<br />
こう書いてしまうとけっこう当たり前に思えるけど、徹底的に突き詰めて実行することは、ものすごく難しいんじゃないだろうか。強い意志も、スキルも必要だと思う。<br />
<br />
口絵で「サムライ」という彼の事務所の写真が掲載されているが、これがすごい。<br />
見事なくらい何もモノがない。来客・打ち合わせ用スペースは白く長い部屋に、ただ長机といすがあるだけ。ほんとうに何もない。数十人のスタッフがいるそうなのだが、その作業部屋も、真ん中に打ち合わせ用の長机と椅子、壁に向かって机と椅子、そしてMacのみ。しつこいけど、なにもない。<br />
<br />
ふつう、制作会社って、それこそモノにあふれたカオス状態がデフォルトだと思うんだけど…。<br />
この状態をキープするために、彼はなみなみならぬ労力を払っているらしい。<br />
<br />
<br />
さて、空間の整理を導入に、彼は今までの実績を事例に、情報の整理・思考の整理について詳しく述べている。情報も思考も、はじめは混沌としたものだが、「状況把握」→「視点導入」→「課題設定」のプロセスで整理を進める。混沌とした状況を把握し、視点・軸を決めて導入し、見えてきた「あるべき姿」に到達するするための課題を見つけ、解決していく。<br />
<br />
<br />
読んでいて強烈に「そうか」と思ったことがある。<br />
「ソート」ということば。<br />
混沌を並べ替え、秩序を施し、本質に迫るためには「ソート」が必要なのだ。<br />
よく「切り口」とか「軸」とかいうが、それはこの「ソート」を行うために必要なこと。<br />
どんな「視点」でソートするかによって混沌とした現実はさまざまな整序結果を見せる。<br />
最適なソート結果を得たとき、課題は解決に向かう。<br />
<br />
単なる部屋やオフィスの整理術とは全く異なるベクトルを持った書籍です。<br />
<br />
でも、とりあえずどうするか、という身近なノウハウもいっぱいなので、<br />
まずは身の回りから実践をはじめている。<br />
<br />
いろいろなものがスッキリして、把握できて、コントロールできるようになる、<br />
これはすごい快感。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-34809187540680034882010-12-13T23:00:00.002+09:002010-12-13T23:00:03.741+09:00悪いあなた「すごいでしょー。今度こそ吹っ切れたでしょ」<br />
「うん。ほんと強力だったね…」<br />
<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/haZPPBJC8Ic?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/haZPPBJC8Ic?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br />
<br />
<blockquote>[リンダ・ロンシュタット 「悪いあなた」 の歌詞と訳詞]<br />
Feeling better now that we're through<br />
Feeling better cause I'm over you <br />
ちょっとはマシな気分 あたしたちの関係、もう終わり<br />
ちょっとはマシな気分 もうあなたなんか気にしない<br />
<br />
I've learned my lesson it left a scar <br />
Now I see how you really are <br />
心に傷は残ったけれど これもいい勉強ね<br />
あなたのこと 今はよくわかる<br />
<br />
You're no good, you're no good, you're no good Baby, you're no good (I'm gonna say it again) <br />
You're no good, you're no good, you're no good Baby, you're no good <br />
あなたはほんとに悪いヤツ<br />
何度でも言うわ<br />
とんでもない人 あなたは<br />
<br />
I'm telling you now baby that I'm goin my way Forget about me baby cause I'm leaving this day <br />
あたしは自分の道を行くから<br />
きょう旅立つから<br />
もうあたしのことは忘れてね もうかまわないで</blockquote><br />
いつもの伊勢佐木町の居酒屋で、ライブの打ち上げ。<br />
今日のオープニングで「悪いあなた」をものすごい迫力でシャウトした恵子は、得意満面でジョッキを空ける。<br />
<br />
「だいたいこのあたしがさー、いつまでもつまんない男にひっかかって泣いてるわけないじゃん」<br />
(いや、泣いてたじゃん…)と思いながら、目を合わせないように、こっそりとビールをすする自分。<br />
恵子は「悪い男」に振り回されて、ライブでも号泣を繰り返していたんだけど、<br />
あんまりかわいそうで、<br />
自分も前から実はちょっと気になっていたこともあり、<br />
このあいだ、つい成り行きで告白してしまい…。<br />
<br />
…「美人がだいなしだよ」<br />
…「え? え?」<br />
<br />
それから別人のように元気になってしまった。<br />
まあ、ボーカリストにはめずらしく単純な娘なんで、一気に気が晴れたんだろう。<br />
かといって、別に付き合いが始まったわけでもなく、<br />
自分としては中途半端な状態が続いている。<br />
<br />
「おー、飲んでる? 未成年のクセにおねーさんを口説こうなんて、十年早いぞー」<br />
いきなりもう完璧に泥酔状態の恵子が、乱入してきた。<br />
周りのヤツらが気の毒そうに見守る。<br />
恵子の酒癖の悪さを、よくわかってるんだ。<br />
<br />
「…!!」 <br />
アタマにきた。未成年をなめるな。きょうは後悔させてやる。。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-25383347549599936652010-12-10T23:00:00.007+09:002010-12-12T11:42:54.364+09:00またひとりぼっち「だからあの歌はやめとけって言ったのに」<br />
「…うるさいわよ」<br />
<br />
<object width="640" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/iU7km_4swgQ?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/iU7km_4swgQ?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="640" height="385"></embed></object><br />
<br />
<blockquote>[ Lose Again の歌詞と訳詞]<br />
Save me,<br />
Free me from my heart this time.<br />
救いを ください<br />
自由にしてほしい この心の牢獄から<br />
<br />
The train's gone<br />
Down the track and I've stayed behind.<br />
みんな行ってしまった ずっと遠くへ<br />
私はここに残ったの ひとりぼっちで<br />
<br />
But nothing can free me <br />
from this ball and chain<br />
だけどこの苦しみを 癒してくれるものは何もなかった<br />
I've made up my mind<br />
I would leave today.<br />
だから決めたの 私もきょう旅立つって<br />
<br />
But you're keepin' me goin'<br />
でもあなたは そんな私を止めてくれない<br />
I know it's insane<br />
苦しくてたまらない<br />
Because I love you<br />
And lose again<br />
あなたを愛してるのに またひとりぼっちなの</blockquote><br />
「この歌を歌いきれたら、忘れられると思ったんだもの」<br />
鼻をズルズルとすすりながら、『根岸のリンダ』こと恵子がつぶやく。<br />
<br />
恵子と僕は、伊勢佐木町のライブハウスでいっしょにハコバンをしている。ウェストコーストサウンドが中心で、リンダ・ロンシュタットのカバーはけっこう人気がある。<br />
<br />
こないだから悪い男に引っかかっているらしく、元気がない。先週、ステージでいきなり号泣したときには、本当に参った。<br />
<br />
「『デスペラード』は歌えるようになったんだけどなー」<br />
「まあ努力は認めるけど、まだ忘れられないんでしょ? なにもステージでそんなことにチャレンジしなくたって」<br />
「うん…」<br />
「バックのおれたちとか、お客さんの身にもなってよ。『デスペラード』が無事終わってホッとしてたのに、この歌のときは、ホントにすごかったよ。まるで怪獣みたいな号泣で…」<br />
そう、きょうもステージは中断して、居酒屋で反省会中というわけ。<br />
<br />
「ちょっとはプロ意識みたいなものをさ…」<br />
「うん…ごめん…」<br />
<br />
しょんぼりしてる恵子を見てると、ちょっといたたまれなくなってきた。<br />
3つ年上なんだけど、あぶなっかしくて。ほっとけない感じ。<br />
18歳の浪人生にこんなに心配させて、<br />
泣き酒まで付きあわせて。<br />
まったくもう…。<br />
<br />
「…美人がだいなしだよ…」<br />
「え?」<br />
「え? いや、せっかくかわいいのに…」<br />
「え? え?」<br />
(あ、やばい、つい)<br />
<br />
まずい、こんな流れで告白しちゃうなんて…。<br />
これはやばい。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-37060735702154394432010-12-08T01:31:00.010+09:002010-12-08T12:21:51.726+09:00ならず者の恋いろんな人が歌っているけど、きょうはこの人。<br />
リンダ・ロンシュタット。<br />
<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Wci-tuggO_M?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Wci-tuggO_M?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br />
<br />
<blockquote>[デスペラード:歌詞と訳詞]<br />
<br />
Desperado, <br />
why don't you come to your senses?<br />
You been out ridin' fences for so long now<br />
ならず者のあなた<br />
ずっとフェンスに座り込んでないで<br />
そろそろ考え直したら?<br />
Oh, you're a hard one<br />
But I know that you got your reasons<br />
かたくなな人ね でもわかるわ<br />
These things that are pleasin' you<br />
Can hurt you somehow<br />
喜びと思ったことが自分を苦しめることも あるものね<br />
<br />
<br />
Don't you draw the queen of diamonds boy<br />
ダイヤのクイーンは引いちゃだめ<br />
She'll beat you if she's able<br />
きっとあなたはボロボロになる<br />
You know the queen of hearts <br />
is always your best bet<br />
ハートのクイーンなら<br />
一番なのに<br />
<br />
Now it seems to me, some fine things<br />
Have been laid upon your table<br />
すぐ手元に幸せは あるように見えるのに<br />
But you only want the ones that you can't get<br />
あなたはいつも ないものねだりばかり</blockquote><br />
<br />
伊勢佐木町の片隅にアメリカンポップスがよくかかるライブ・バーがあって、一時そこのハコバンをしていたことがある。<br />
<br />
「It's So Easy」とか「ルーズ・アゲイン」がよく流れていた。壁には「Simple Dreams」のLPが飾ってあって、ジャケットの色っぽいリンダの写真にずっと見とれていたのを覚えている。たぶん77年か78年だったんだろう。<br />
<br />
ドゥービーとかのハードな曲は防音上できなかったんで、もっぱらイーグルスやカーラ・ボノフなんかの、ちょっと静かめのウェストコーストサウンドを演奏していた。<br />
<br />
当時はやっぱり、リンダの曲は外せない。ボーカルをしてくれてた娘は、「根岸のリンダ」というえらくローカルな通り名をもった、地元ではちょっとした有名人で、なかなかリンダする歌声を聞かせてくれた。<br />
<br />
背も高く、長い黒髪。ジーンズにブーツ、カントリーっぽいシャツ。ファッションも雰囲気ばっちりなんだけど、ルックスはかなり細面。リンダの夢見るような童顔丸顔とはだいぶちがいながらも、シャープなオトナの美人という感じだった。<br />
<br />
けっこう常連のファンもついて、バンドは順調だったんだけど、ある日、大変なことが起こった。この曲「Desperado」をプレイするときさ。<br />
<br />
ピアノのイントロを聞いている時から何かヘン。「♪Desperado~」(ならず者のあなた…)と歌い出したとたん、大粒の涙をボロボロと…。サビをむかえるときには、マイクをもったまま座り込んでしまい、凍りつく客席には、ただ号泣しか届かず…。<br />
<br />
あわてて肩を抱いて、外に連れだした。残ったメンバーは仕方なく、インストで「ジュリエット」とかやってたらしい。<br />
<br />
「がまんできなかったのよ…」<br />
とりあえず入った居酒屋で、生ビールを一気に空けたその娘は、大きな瞳を真っ赤にして、つぶやいた。<br />
つらい恋を、していたらしい。<br />
<br />
「あのろくでなし。あたしっていうハートがありながら…」。<br />
<br />
そうか、彼女のならず者は、ダイヤのクイーンにぞっこんだったんだ。<br />
<br />
「そりゃ、無理だ。それじゃあ、あの歌はまともに歌えるわけ、ないよね」<br />
「当たり前よ。少しは気、使ってよ」<br />
「いや、だって、まさかそんな…」<br />
「うるさいわよ。…もう、朝まで飲むからね」<br />
「はいはい」<br />
<br />
たしか3つぐらい年上だった。でも、子どもみたいな泣き顔がなにか可愛くて。<br />
いつ果てることもないグチ話を、ずーっと聞いていた。<br />
夜はまだ、これから…。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-204329589046629182010-11-30T01:17:00.000+09:002010-11-30T01:17:27.564+09:00中川勝彦 in オールナイトフジRIP.<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/JTMTlzwAJ1k?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/JTMTlzwAJ1k?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br />
<br />
とっても貴重な、中川勝彦のトーク番組シーン。<br />
<br />
う、美しい、、、1984年のオールナイトフジとのことで、中川君、21歳です。<br />
たしかデビューまもないはず。<br />
<br />
しかしなんでしょう、美しさに似合わない、このオヤジギャグ爆発状態、本番中なのにほぼずーっと泥酔、このギャップ…。 <br />
<br />
でも、なぜか許せちゃう。<br />
秋本奈緒美も鳥越まりも、すっかり彼のペースにのせられて、<br />
なんか、みんなほんとうにニコニコしてる。<br />
きっとみんな、彼と一緒にいれて、楽しかったんじゃないかな。<br />
<br />
そのときいっしょにいるみんなを残らずハッピーにしてしまうような、そんな天性の魅力をもった人だったんだと思う。<br />
<br />
信じられないようなはかなげな美貌の持ち主だったけれど、<br />
ライブでは意外なくらい男っぽくて、骨っぽい歌いっぷりで、<br />
トークもほんとにあけっぴろげで暖かく、<br />
笑顔も横顔もマジ顔もメイクもファッションも曲作りも歌声も発言も、サイコーでした。<br />
<br />
男なら、こんな風に生まれ、こんな風に生きてみたいな、と思わせるような、<br />
そんなことを感じさせる人だった。<br />
<br />
…でも彼は、早くして亡くなってしまいます。32歳…。白血病。<br />
<br />
彼にはまだ小さな娘がいて、それが中川翔子。<br />
何年か前のテレビチャリティでこの親子がドキュメンタリーで取り上げられて。<br />
彼女のお父さんが中川勝彦であったことをはじめて知りました。<br />
<br />
入院し闘病生活を送っていたころの映像もはじめて見ました。<br />
<br />
別人のようにやせ細って…、ちょっとたまらなかった。<br />
あんなに太陽のように輝いていた人が、こんな風に弱って、死んでしまうんだ、、と思って…。<br />
<br />
それだけに、彼の底抜けの明るさがうかがえる、このトークビデオは貴重です。<br />
かっちゃん、やすらかに…。<br><br>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-62423941937319311382010-11-29T00:59:00.000+09:002010-11-29T00:59:10.524+09:00君の居場所はここにあるこんなにすごい人たちとは知りませんでした…。<br />
<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/s-WwbFyD98w?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/s-WwbFyD98w?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br />
<br />
<br />
<blockquote>聴かせて 眩しく切なく<br />
情熱で煌めくBolero<br />
君は決してひとりじゃないから<br />
命の限り舞い上がれ<br />
君の居場所はここにある</blockquote><br />
<br />
少女時代とか、KARAとかで、<br />
ずいぶん遅れてK-POPに寄ってきた私。<br />
映画ドリームコンサートも見たいな~。<br />
<br />
で、改めてこの人たちを見直してるところ。<br />
なかでも、これはいい歌や~。<br />
サビの絶唱あたり、胸が締め付けられる思いです。<br />
<br />
東方神起。5人とも歌むちゃくちゃ上手いし、なにより情熱的。<br />
こんな風に歌えたら…、なんて、つい思ってしまう。<br />
きっと日本中のカラオケルームで、今でも歌われていることでしょう。<br />
<br />
歌詞もいいなあ、と思っていたら、<br />
作詞は<a href="http://lambsey.com/index.html" target="blank"><b>ラムジ</b></a>だった。<br />
ああ、なるほど。そういえばすごくラムジらしい世界。<br />
いい曲をいっぱい書いているし、ラムジも、そろそろブレイクしてもいい頃。<br />
<br />
<br><br>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-78953368310208381022010-11-23T22:00:00.010+09:002010-11-23T22:00:14.528+09:00Go! Go! Heaven !!!<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/pOa-CUbBh_A&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/pOa-CUbBh_A&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object><br />
<br />
Speed、ずっと大ファンでした。<br />
<br />
<br />
1996年、デビュー曲の「Body&Soul」。<br />
はじめはFMで耳にして、<br />
「こりゃーすごいソウルユニットがでてきたなあ…」って思っていたら、<br />
テレビで見たら、なんとみんな中学生。hiroは…小学生?<br />
驚きました!<br />
<br />
そしてさらに驚愕したのは、この娘たちがまた、とにかく、歌う歌う。踊る踊る。<br />
ひたむき、イケイケ、ノリノリ、グルーブ、ハイテンション。<br />
でも、すごくトレーニングされてて、テクニカルで。<br />
そして、技術をちゃんともったうえで、ものすごく歌心とエネルギーがあって。<br />
<br />
ぶっ飛びました。<br />
そして1曲おいて、3曲目のシングルが、この「Go! Go! Heaven」。<br />
これで、完全にノックアウト。<br />
今でも、SPEEDの中では一番、好きな曲です。<br />
<br />
<blockquote>Go Go Heaven どこまでも行こう<br />
矛盾だらけの世の中じゃ<br />
いいも悪いも興味がないよね<br />
Go Go Heaven 抱えきれない My Soul<br />
何が一番大切か<br />
今はわからないまま 踊り続けてる<br />
<br />
Go Go Heaven いっしょに行こう<br />
歪んだこの世界から<br />
抜け出していつか たどりつきたいよ<br />
Go Go Heaven この闇を突き抜け<br />
私たちだけの天国へ<br />
嘘も汚れもない空を見つけに行こう</blockquote><br />
うん、これはやはり、ジンジンくるよねー。<br />
なんというか、突き抜けたパワーをもったナンバー。<br />
日本中のカラオケで、女子中高生たちが、さぞ熱唱していたことでしょう。<br />
<br />
影響をうけて音楽を始めた人もたくさんいるはずで、<br />
<br />
ぜったい、またブレイクしてほしい。<br />
ずっと応援してます。<br />
<br />
※実は…<br />
私の通り名の「Go Go Rock80」も、ここから取ってます…。<br><br>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-8287642132029017172010-11-22T22:00:00.015+09:002010-12-14T02:46:12.175+09:00サニーサイド・エッグ<blockquote><iframe style="FLOAT: right; WIDTH: 120px; HEIGHT: 240px; hspace: 30px" marginwidth="10" marginheight="5" src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=80rockenglish-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4488012264&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" frameborder="0" scrolling="no"></iframe><br />
教えただろう。晴れの日もあれば、雨の日もある。<br />
風の強いときもあるんだって。<br />
猫はその時々で居場所を変える。<br />
たとえ、今のお前が雨と風の中にいたとしても、<br />
雨はいつかあがる。<br />
風はそのうち止む。<br />
陽の当たる場所は自分で探すんだ。<br />
<br />
猫だって、そうしてる.<br />
</blockquote><br />
名作「ハードボイルドエッグ」の続編。<br />
<br />
マーロウになりたい主人公最上は、相変わらずネコや犬などのペットさがしで生計を立ててるさえない探偵。<br />
でも、たまーに、実にハードボイルドな事件に遭遇する。<br />
<br />
今回は、わけあり美女と暴力団組長から、同時に同じネコの捜査を依頼される。<br />
「?」…。とまどう最上に、なじみのバーのマスター「J」から金髪グラマーの助手を紹介されるが、これが多重人格の16歳で…。<br />
<br />
萩原浩はやさしい。とくにこの連作での最上やJ、助手の茜、前作での助手の綾さんなど、「エッグ」シリーズ(さらに続編も、と聞いた)のメインキャラクターへの作者の慈しみは、いい。<br />
<br />
ユーモアとどたばたとサスペンスで一気に読ませるのだけれど、最後は必ずグッと来させてくれる。<br />
今回も自らの多重人格に悩む茜に、冒頭の言葉を切々と説くのだ。<br />
<br />
<blockquote>「自分の言葉が正しいかどうかなんてわからない。ただ私は、隣で泣きじゃくっている少女に、世間に雑巾のように絞られ続けてきた自分でも、曲がりなりにも三十三年間生きてきたことを教えたかっただけだ」</blockquote><br />
マーロウにあこがれて、比喩と固有名詞にあふれた物言いをして、いつも周りから「そのヘンな日本語、やめろ」と突っ込まれてばかりいる主人公が、ここぞ、というときに宝石のようなせりふをはく。このシリーズの真骨頂かな。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-85314410700087297102010-11-18T22:00:00.006+09:002010-11-18T22:00:05.845+09:00お父さんのチャーハンが食べたいあったかい、あったかいCMです。<br />
<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/UiKSFqnZYVc?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/UiKSFqnZYVc?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object><br />
<br />
<blockquote>「お父さんのチャーハンが食べたい…」<br />
<br />
気がつくと私は泣き出していた。<br />
<br />
お父さんのチャーハンは…<br />
たまごかけご飯をただ炒めただけ…みたいなヤツで、<br />
パラパラというより、パサパサだし、<br />
隠し味のソースは、隠れてないし、<br />
<br />
お父さんのチャーハンは、<br />
<br />
お母さんが風邪のときとか<br />
怒って実家に帰っちゃったときとか<br />
そんなときに決まって出てくるものだった。<br />
<br />
「お。きょうは、チャーハンだ」<br />
「…」<br />
<br />
「うまいか?」<br />
「…」<br />
<br />
なれない料理。<br />
なれない二人きり。<br />
<br />
高校生になって<br />
外食も増えて<br />
<br />
「お、きょうは?」<br />
「食べてきた」<br />
<br />
そのチャーハンを食べることもなくなったけど<br />
結婚式の三日前…<br />
<br />
「お父さんのチャーハンが食べたい…」<br />
<br />
…<br />
<br />
「うまいか」「うまいか?」<br />
<br />
あのときは言えなかったけど…<br />
<br />
「うまい…」<br />
…あと…ありがとう、お父さん…</blockquote><br />
<br />
<br />
東京ガスは、時にとてもいい作品を作ってくれます。<br />
心にしみる…。<br />
お父さん役のきたろうが、とってもいい感じを出してます。<br />
<br />
そうだよ、そんなにぐずぐずかき回してたら、<br />
おいしくないって。ほんとにただのたまごかけゴハンだって。。<br />
<br />
でも、そんなゴハンしかつくつくれなくても、<br />
この娘はお父さんが大好きだったんだろうな。<br />
最後に、「いままでありがとう」って、言いたかったんだろうな。<br />
<br><br>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-45393121914756214722010-11-17T22:00:00.030+09:002010-11-17T22:00:14.577+09:00夢音横浜線の関内駅を下車。<br />
馬車道をまっすぐ進み、左に曲がって、パブやスナック、焼肉屋やバーがひしめく狭い通りをちょっと行ったところの雑居ビルの一角。<br />
<br />
夢音は、そこにあった。<br />
<br />
夢音(むおん)は古い古いプログレ喫茶。たまにライブもやっていた。<br />
浪人のころだから、70年代の終わりだったと思う。<br />
たしかまだ、横浜スタジアムのあたりに野音があった。<br />
<br />
プログレと言っても、きのう書いたように、クラシックベースのやつや、ジャズ・インプロビゼーション寄りのやつ、シンセサイザーと発信音だけのやつとか、いろんな芸風があったわけだけれど、<br />
<br />
夢音でもっぱら流れていたのは、<br />
<br />
<blockquote>ぐしゃぐしゃざーじー、どきゃがすどてずり、どぅばぅでぃうべう、ぴろんぱろんきーっけーっ、しゃーっしゃーっ、ぎゅいーんんん… </blockquote><br />
などという、<br />
<br />
今でいう「ノイズ系」に近い、わけのわからない騒音ばかり。<br />
スピーカーも1個1畳くらいの巨大なやつがいくつも並び、<br />
ほぼ拷問のような爆音がいつ果てることなく続いていた。<br />
<br />
真っ暗な店内には、どよーんとした陰鬱な空気が重くたちこめ、<br />
アルミホイルをグシャグシャにしたのが壁や柱にびっしりと貼り付けられ、<br />
安っぽいミラーボールが回りだすとギラギラちらちらとそれに反射して、<br />
えも言われぬ強力な場末感を演出していた。<br />
<br />
暗くひねこびた浪人生の自分は、<br />
<br />
<blockquote>「こんなところで、ふつうの人には理解されないような雑音を聞いている、ふつうの人とは違うジブン」</blockquote>にうっとりと陶酔しながら、<br />
ひがな一日、それはそれは無駄な時間をすごしていたのだった。<br />
<br />
<br />
しかしあの店は、いったいいつ休んでいたのだろう。<br />
深夜はもちろん延々と営業していて、きっと朝までずっとで、<br />
でも昼近くに行っても、当たり前のようにオープンしていた。<br />
昼カラオケならぬ、昼プログレ。<br />
<br />
思い出した。<br />
ああいうのを、あの頃は「マイナー」って言ってたんだ。gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-47108532311443157872010-11-16T22:00:00.003+09:002010-11-16T22:00:08.497+09:00プログレ喫茶プログレ喫茶なんて、まだあるのだろうか?<br />
いや、それ以前に、「プログレ」ってなに?<br />
って言われてしまうのだろうか。<br />
(最近の若い人にはわからないかなあ、なんて<br />
ロックの話題で言うセリフじゃないけど…)<br />
<br />
「プログレ」とは「プログレッシブ・ロック」のこと。<br />
進歩的・前衛的手法を取り入れたロック一般のことで、<br />
ポップスと相反する概念?(ホントかな)<br />
<br />
本来は何でもありで、ジャズやクラシック、<br />
民族音楽、フリーインプロビゼーション、謡(?)、<br />
など、いろんな要素やテクニックを取り入れて<br />
今までにない音楽をプレイするバンド群を<br />
プログレッシブ・ロック・バンドと呼んでいた。<br />
<br />
でも、狭義では、クラシック要素の強い、大作主義の作品を<br />
作るバンドをなんとなく呼ぶことも多かった気がする。<br />
イエス、エマーソン・レイク&パーマー、ムーディー・ブルース、<br />
とか。<br />
<br />
リック・ウェイクマン(イエスのキーボードプレイヤー)のソロライブなんか、<br />
ハモンドやメロトロン、エレピやクラビネットなんかを<br />
ずらーっとならべて、それをぜーんぶ使って、<br />
ひとりオーケストラでクラシックの名曲を見事に再現して、<br />
やんやの喝采を浴びてた。<br />
<br />
今でもあれはすごかったなあ、と思う。<br />
たとえばこんなの。<br />
<br />
<object height="344" width="425"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/W69rdh0dD44&hl=ja_JP&fs=1&"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/W69rdh0dD44&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></object><br />
<br />
さて、これらのクラシック寄りのプログレは、ある意味ポップさを持ちえていて、<br />
それはそれで「何がプログレやねん」と、自分のようなひねくれ学生には<br />
いわれのない突っ込みを浴びていたのだろうけれど、<br />
もっとフリーキーで、狂気・凶器に満ちたようなバンドもたくさんいた。<br />
<br />
テクニカルなのかどうかわからない、<br />
なんだかさっぱりわからない、<br />
予定調和なんかまったく考えもしていない、<br />
ただただ衝動的で、暴力的で、自殺的で、<br />
もう少し後の時代だったら、間違いなくノイズ系と分類されたような、、<br />
そんなバンドもたくさんいた。<br />
そして、ひねくれ学生は圧倒的にこちらを支持したのでした。<br />
<br />
何でこんなことを書いているかというと、<br />
いきなり「夢音」という横浜のプログレ喫茶のことを思い出したから。<br />
<br />
(続く …かも)<br />
<br><br />
<br>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7202561372483186668.post-17929880608020793312010-11-15T22:00:00.002+09:002010-12-09T12:57:39.760+09:00第三京浜の夜知ってるかなあ、あの頃はやった遊び。<br />
<br />
用賀あたりのデニーズで集合。<br />
ダラダラしながら夜を待って。<br />
いつものメンバーが集まったら、<br />
古くさいクルマに乗りこんで、海に向かうんだ。<br />
<br />
ルールは1つ。<br />
「ホテルカリフォルニア」が終わるまでの間に、<br />
第三京浜を駆け抜けるのさ。<br />
玉川から保土ヶ谷まで、まっしぐらにね。<br />
<br />
演奏時間は6分32秒。<br />
12弦のイントロにあわせて多摩川を超えて、<br />
2度目のCメロで港北のラブホテル群の明かりが見えてくる。<br />
エンディングのツインリードがフェイドアウトする頃には、<br />
もう料金所が見えてないとね。<br />
<br />
たわいない遊びだけど、<br />
あんなことがすごく楽しかった。<br />
<br />
もし君がチャレンジするなら<br />
真夏の夜がいいよ。<br />
アスファルトの熱がまだ少し残ってて。<br />
<br />
満月だったらサイコーだね。<br />
ウィンドウをいっぱいに開けて、<br />
激しい風を受けながら、<br />
ボリュームもスピードも全開で走るのさ。<br />
<br />
きっと、流れ星になれるよ…。<br />
<br />
<object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Bs0eN0r9Es4?fs=1&hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Bs0eN0r9Es4?fs=1&hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object>gogorock80http://www.blogger.com/profile/05077473863722589797noreply@blogger.com0