10月 05, 2016

1977年、キャメルのBBCライブ

10月 05, 2016


キャメルは一応プログレッシブロックにジャンル分けされていたけれど、難解な変拍子や転調をひけらかすことなく、実にメロディックでスムーズな演奏と美しくセンチメンタルな曲調が持ち味だった。

「叙情派」っていうのかな。「ミラージュ」「スノーグース」「ムーンマッドネス」などはホント名作です。

初期のジェネシスも半分くらいこういう要素があった。ムーディー・ブルースは…あそこまでいくとむしろムード歌謡??



この1977年のBBCライブは黄金期のメンバー。

甘い甘いギタートーンのアンドリューラティマー、どこまでも広がっていくピーターバーデンスのスペイシーなキーボード、さりげないんだけどこういう音楽にはこれしかないだろうな、というリズムを作り出すアンディワードとリチャードシンクレア。さらにあのキングクリムゾンのメルコリンズが管楽器で参加。

ノリノリというわけではないんだけど、しっとりと美しく、ずっと聴いていたい音楽。これからの秋の夜長にはぴったりかも。

今でも現役で頑張ってます。オリジナルメンバーはアンディだけになってしまったようですが。

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